歯周病治療は茂原市の歯医あまが台歯科へ。 日曜診療 休日診療 六ツ野

千葉県茂原市 六ッ野2596-2

小湊鉄道バス「原曽根尼ヶ台公園」バス停前

症例によっては、チーム診療
にて拝見
させていただきます

当院の取り組みについて

当院の取り組みについて

歯科から全身の健康へ ~歯科・眼科併設を生かした地域医療を~

近年、歯周病と糖尿病の関係には高い関心が集まっております。また糖尿病の主要な合併症として「糖尿病網膜症」や「白内障」などの眼科疾患があげられます。

当院では、地域の内科の先生方からも情報提供をいただきながら医科との連携を通し糖尿病に対するアプローチも行っております。 例えば、血糖値の高い方は歯科での外科処置の際に注意が必要になる場合があります。このことからもリスクに対する情報共有をしながら治療を進めていくこともとても重要となります。
当院は眼科を併設しております。
「歯科」と「医科」の連携に力を入れ、糖尿病の予防・治療という新しい歯科医療に取り組める環境にあり、皆様と一緒に地域の健康を支えていきたいと考えております。

歯周病治療に関する当院の取り組み ~歯周病治療が血糖コントロールを改善~

歯周病と糖尿病は相互に悪影響を及ぼしあっているといわれます。
近年分かってきたことは、歯周病を治療することで、血糖コントロール不良が改善されるという関係です。つまり口腔内のメンテナンスが、糖尿病の治療に大きな役割を果たすことが実証されてきています。

当院でも口腔内のメンテナンスに力を入れた診療を行っております。
そこで全身疾患を視野に入れた歯科診療で大切なことは「医療面接」です。
当院の取り組んでいる「医療面接」では患者様としっかりお話をし、既往歴や現在の健康状態などをしっかりと把握した上で、歯科治療を進めております。
月に一度は患者様に体調をうかがう機会を設け、全身の健康状態の把握に努めています。その際、歯周病が治りにくいことがあれば糖尿病を疑い、内科への受診をすすめます。
当院は眼科を併設しておりますので、眼科診療を行う際は糖尿病のコントロール状態を評価するために、糖尿病の罹患期間やHbA1c値などを指標として用い連携をとります。

なぜこのように「歯科」「内科」「眼科」の医療連携が重要かというと、歯周病が糖尿病を引き起こすだけでなく、糖尿病の患者様が歯周病にかかっていると血糖コントロールが難しくなり、 さらに悪化してしまう可能性があるからです。
歯周病は糖尿病の合併症及び第6のリスク因子であり、歯周治療によって、TNF-α産生量が低下するため、インスリン抵抗性が改善し、血糖コントロールも改善されます。

さらなる「医療連携」が重視される社会で地域に必要とされる歯科医師へ

世の中全体の流れとして、行政も含めた広い分野で「医療連携」が求められています。
その背景にあるのは高齢化問題です。近年高齢者の糖尿病の頻度は増加傾向にあるといわれています。
日本の糖尿病患者の7割が65歳以上ともいわれ、さらに高齢になると複数の疾患を併発していることが多いため、多分野の医療機関が地域で包括的に診療にあたることが必要となります。
そのため当院では高齢者を含めたご家族皆様の「かかりつけ医」として、口腔内から全身の健康を支える役割を果たしたいと考えております。
また歯科を受診されている若い世代の皆様にも糖尿病の注意を喚起して、糖尿病網膜症などによる視力障害を減少させることを目指しています。
そして、年齢を重ねてからも食事や運動療法に気をつかうことで、サルコペニアやフレイルを予防し、健康に長生きしていただきたいと思います。